大阪大学工学部応用自然学科 物理系学科目(物理工学科目・応用物理学科目)

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表面物理学・原子操作

物体の大きさがナノスケールになると、体積に対する表面積の比が大きくなるため、先端半導体デバイスをはじめとするナノテクノロジーの発展には、表面物理学が重要な役割を果たしています。また、固体表面は、自動車の排ガス浄化や、燃料電池の電極など、様々な触媒反応の舞台としても重要です。図は、低コストのカーボンアロイ表面上のCO分子の酸化反応を、量子力学に基づきシミュレーションしたものです。高価なPt触媒を用いなくても、COの酸化が容易に進むことが示されました。